肘・手の痛みelbow

野球肘

野球肘とは、投球動作の繰り返しによって肘に負担がかかり、痛みが生じるスポーツ障害です。
正式には上腕骨内側上顆炎と呼ばれ、野球選手を中心に多くみられます。
前腕の筋肉を使い過ぎることで、腱の付着部に小さな損傷や炎症が起こり、肘の内側に痛みが現れます。
症状が進行すると、投球時だけでなく日常動作でも痛みを感じることがあります。

テニス肘

テニス肘とは、肘の外側に痛みが生じるスポーツ障害で、正式には上腕骨外側上顆炎と呼ばれます。
テニスのバックハンド動作のほか、バドミントンや卓球、ゴルフなど、手や腕を繰り返し使う動作によって発症しやすくなります。
前腕の筋肉や腱に負担が蓄積することで、小さな損傷や炎症が起こり、物を持つ・握る動作で痛みが強くなることがあります。

女性 40代主婦競技(週に1回 バドミントンをしている)

主訴

バックハンドで打ち返した際、肘外側に痛みが発生した。

検査

肘外側に圧痛・腫れあり
トムゼンテスト 陽性、中手伸展テスト 陽性→肘外側に痛み
前腕回外制限 肘伸展 可動域制限

治療計画と治療の実際

① 主訴に対する治療計画

疼痛患部にアイシング、電気療法にて炎症・疼痛管理を行う。
患部の滑走不全を解消する

② 痛みの原因に対する治療計画

回外・肘屈伸時の可動域制限の解消する。

① 主訴に対する治療の実際

圧痛の強い外側上顆部に対して、中周波治療器・超音波治療を行った。
外側上顆部に関連する筋の滑走不全を解消することでトムゼンテスト・中手伸展テストが改善した。

② 痛みの原因に対する治療の実際

回外可動域改善するために、腕橈骨筋周囲の組織間リリースを行い滑走不全の解消。
肘伸展可動域改善するために、上腕二頭筋/上腕筋などの組織間リリースを行い滑走不全の解消した。

疼痛が消失し、関連する可動域が改善したので治癒とした。
今回と同様の痛みが再発するようであれば、フォームの改善、ラケットの変更が必要であることを伝えた。

バネ指

ばね指とは、指を動かす腱が炎症によって腫れ、指の曲げ伸ばしの際に引っ掛かりや痛みが生じる疾患です。
手や指の使い過ぎが原因となることが多く、スポーツや細かい作業を繰り返す方に多くみられます。
特に親指や中指に発症しやすく、症状が進行すると、指が曲がったまま伸びにくくなることがあります。

腱鞘炎

腱鞘炎とは、筋肉と骨をつなぐ腱を包む「腱鞘」に炎症が起こる疾患です。
手や指の使い過ぎによって発症することが多く、痛みや腫れ、動かしづらさなどの症状が現れます。
症状が進行すると、しびれや強い痛みを伴ったり、指や手首が動かしにくくなる場合があります。

突き指

突き指とは、指先に強い衝撃が加わることで、関節や腱、靱帯などを損傷する外傷です。
ボールを受けた際や転倒時などに起こりやすく、指の痛みや腫れ、動かしづらさが現れます。
症状によっては、腱の損傷や剥離骨折、脱臼を伴う場合もあるため、早期の適切な処置が重要です。

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